老化・健康のカギは腸にあった!酪酸菌を摂取して腸活生活で肥満や認知症を防ぐ「世界一受けたい授業」で内藤裕二教授がわかりやすく解説

２０２３年４月２２日の「世界一受けたい授業」にて「老化・健康のカギは腸にあった！？あなたの『腸』は何タイプ？タイプ別“腸活”」と題して京都府立医科大学大学院医学研究科教授内藤祐二先生が講演して頂けるこ事で楽しみです。

【校長先生】堺正章
【教頭先生】上田晋也（くりぃむしちゅー）
【学級委員長】有田哲平（くりぃむしちゅー）
【講師】内藤裕二、八木康史
【生徒役ゲスト】IKKO、佐藤栞里、宮下草薙、ゆめぽて、渡辺裕太、森富美（日本テレビアナウンサー）

内藤祐二先生が正しい腸活を教えてくれます。老化を防ぎ健康で長生きの秘訣や美容に効果のある酪酸菌とは？

内藤祐二先生が正しい腸活を教えてくれます。老化を防ぎ健康で長生きの秘訣や美容に効果のある酪酸菌とは？

京都府立医科大学大学院医学研究科教授内藤祐二先生　出典：ビオスリーhttps://bio-three.jp/

京都府立医科大学大学院医学研究科教授内藤祐二先生の
講演内容や論文情報から酪酸菌について、簡単にまとめてみましたので、
酪酸菌の素晴らしさを学び、サプリが売り切れる前にGetしちゃいましょう！

酪酸菌、乳酸菌，ビフィズス菌といった名前は知っていても
酪酸菌は知らない方が多いと思います。
私も、今日初めて知りましたので、報告させて頂きます。

内藤先生の研究の一部

京都府北部にある京丹後市に住む高齢者の長寿の秘訣を探る疫学調査
「京丹後長寿コホート研究」という疫学調査において、酪酸菌に注目しています。
酪酸は大腸上皮のエネルギー源として知られており、
代謝、免疫、神経系など身体全体に影響を及ぼすことがわかっています。
日本人の科学者たちは、酪酸の受容体を介した作用が糖尿病、肥満、免疫と関係があるのではないかと注目しています。
疫学調査において、京丹後の方の腸内細菌の特徴を明らかにするために、
京都市内に在住している51人と腸内フローラの比較を行ったところ、
京丹後の方にはファーミキューテス門という細菌のグループが有意に多く、
その構成のトップ4を占めたのは、すべて酪酸菌のひとつクロストリジウム菌でした。
影響因子については解析中ですが、食生活の差が関係しているとみています。
また、腸内フローラの問題は、個人だけの問題でなく、
世代を超えて受け継がれていくことから、
日本の健康長寿国維持にも大きく関係しています。

内藤先生の酪酸菌大百科より抜粋

内藤先生の本

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腸内環境改善法「世界一受けたい授業」

腸内環境改善法　出典：日本T V世界一受けたい授業

色々な食材を食べる：偏った食事では悪玉菌が増えてしまい、細菌が偏った状況になるため、色々なものを食べて、善玉菌を増やして悪玉菌を減らす事が重要。
自分の腸のタイプを知る：食事の状況により５つのタイプに分けられます。Aの肉が多い人は食物繊維が少なく便秘になりやすく、肥満になりやすい。また糖尿病や高血圧になりやすい。Cの炭水化物が多いと食物繊維の摂取が多いが糖類や塩分が糖尿病や高血圧になりやすい。
そこで、パスタやパンなどは全粒粉なものに変えるなどして、糖類を減らすことが重要。Dの場合も食物繊維が足りなく、糖分を多く摂取しているので老化を促進させ、糖尿病や肥満になりやすいため、砂糖をオリゴ糖やてんさい糖の変える事が重要。BやEのような食事を心がける事が重要です。特にEは発酵食品が多くこのままの食事をつずける事が重要
炭水化物は茶色を選ぶ：Cのような炭水化物の摂取が多い人は、白米→玄米
食パン→全粒粉のパンといったように置き換えることで食物繊維を多く摂取できて肥満の原因である糖質を減らす事ができます。また冷やすことで、レジスタントスターチ（炭水化物に含まれている）が増えて、便秘やビフィズス菌を増やしてくれます。よって冷やして食べると効果的とのことです。
乳酸菌をとる：継続的に毎日とっていると良い環境になっていますが辞めると３日で元に戻るとのことです。
腸を揉む：お風呂に入った時など腸を揉んでください。腸が刺激を受けて動がUPします。
バナナキウイスムージー：緑キウイ１個（ゴールドの２倍の食物繊維）とバナナ１本とヨーグルトを１カップ（２００③bag）を混ぜるだけで食物繊維が豊富なスムージーが！
食物繊維は朝に摂る：朝と昼が重要、朝に食物繊維を摂ると昼食後の血糖の上昇を抑えてくれます。朝めし抜きはNG！忙しい時は６のスムージーを朝に飲みましょう！
肉の摂取が多い人には肉の代わりに大豆がお勧めです。
豆腐や大豆に置き換えて腸内環境を改善して、糖尿病や高血圧のリスクを抑える事が可能となります。
砂糖をオリゴ糖に：砂糖は糖類でありダイレクトに腸内で吸収されて血糖値を上昇させますので、てんさい糖などの糖類は、分解に時間がかかり吸収が穏やかになります。また、オリゴ糖は善玉菌の餌になりますので、増やして悪玉菌を減らしてくれます。
コーヒーを飲む：コーヒーはビフィズス菌を増やす成分が含まれていますので、朝、昼に飲む事が良いとの事です。もちろんノンシュガーで！、インスタントでもOKだそうで

アッカーマンシア菌とは？

糖尿病や肥満のリスクを減らす菌だそうです。
日本人の保有率は１.９８％しかいないそうです。
この菌はポリフェノールを餌にしているとの事です。
大豆（納豆や豆腐も）を摂ることがいいそうです。
また、年老いたマウスにこの菌を飲ませると若返ったそうです。
日本ではまだ販売はされていない。ヨーロッパで臨床試験中との事でした！
販売が待ちどうしいですね！

酪酸菌とは？ヨーグルトに入っているビフィズス菌と乳酸菌は同じ？

酪酸菌と乳酸菌・ビフィズス菌は同じ腸内の環境を整える細菌の仲間です。
違いは、それぞれが異なる種類の菌であることです。

乳酸菌は、乳製品や発酵食品に多く含まれるグラム陽性菌で、乳酸を生産します。
ビフィズス菌は、腸内に生息しているグラム陽性菌で、プレバイオティクスの一種であるフラクトオリゴ糖を分解して活性化します。

酪酸菌は、酪酸を生産するグラム陰性菌であり、乳酸菌と同様に発酵食品に存在しますが、主にキムチや漬物などの非乳製品に見られます。

グラム陽性菌、グラム陰性菌について！

細菌を分類する上で重要な基準で、細菌を顕微鏡で可視化するために染色をします。
ブルー（ビクトリアブルー液など）に染まればグラム陽性菌：MRSAや納豆菌など
レッド（サフラニン液など）に染まればグラム陰性菌：緑膿菌や腸内細菌など

酪酸菌の効果について

腸内環境を整える働きがあることが知られています。
酪酸菌が腸内で増殖することで、腸内細菌叢のバランスを整え、
善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制することが報告されています。
また、酪酸菌は、腸内の免疫細胞を活性化することで、
免疫力を向上させる効果もあります。そのため、酪酸菌は、腸内環境を改善し、
免疫力を高めるためにサプリメントとしても利用されることがあります。

酪酸菌が産生する酪酸について

酪酸菌は、消化器官内で食物繊維などの非消化性物質を発酵させ、
酪酸を生成します。
酪酸は、短鎖脂肪酸の一種です。
酪酸は、主に大腸で吸収されずに代謝され、腸内細菌の栄養源となります。
また、酪酸は腸内環境を改善するために働き、
腸の健康を維持する上で重要な役割を果たします。
さらに、酪酸はエネルギー源として利用されるため、
身体の代謝にも関与しています。
最近の研究では、酪酸が皮膚の健康や美容にも良い影響を与える可能性があることが示唆されています。

酪酸菌の美容について、シミ、シワを防止

腸活、酪酸菌でシミ、シワを防ぐ、老化防止！

酪酸菌は、ビフィズス菌と同様に、腸内環境を整えることで、
美肌効果が期待されます。
酪酸菌が生成する酪酸は、腸管上皮細胞を活性化し、
腸内環境を整えることで、
肌荒れや乾燥肌を防止する働きがあります。

さらに、酪酸菌は、腸内細菌叢を改善し、腸内環境を整えることで、
全身の代謝を促進し、美容効果を発揮するとされています。
具体的には、肌のターンオーバーを促進することで、
シミやシワを防止する効果が期待されます。

ただし、美容効果を期待する場合は、
酪酸菌を含む乳酸菌飲料やサプリメントを摂取するだけではなく、
バランスの良い食生活や適度な運動、十分な睡眠など、
健康的なライフスタイルを取り入れることが重要です。

酪酸って酪酸菌しか作れないのか？

酪酸を作れるのは、どうやら酪酸菌だけのようです。
ヨーグルトを食べていれば多少取れているのかと思いきや
乳酸菌やビフィズス菌は、酪酸ではなく酢酸を作ることができるのですが
酪酸は作れないそうです。

酪酸菌を含む食品は何？

善玉菌は、味噌やヨーグルト、漬物、キムチなどの発酵食品から摂ることができます。ただ、善玉菌の中でも酪酸菌を含む食品はぬか漬けや臭豆腐くらいしかなく、食品から酪酸菌そのものを摂取するのは難しそう。

酪酸菌を食品と摂取しようとすると、酪酸菌を含む食品は、ぬか漬けや臭豆腐といったものしかなく、非常に限られるため、継続的に摂取するのは簡単ではありません。

酪酸菌を増やしたい場合にはサプリメント等を利用するのが良いでしょう。

引用：ビオスリー　https://bio-three.jp/contents/cont09.html

酪酸菌、善玉菌を維持することが重要！

腸活　酪酸菌を増やして、健康な体を！　出典：日本T V 世界一受けたい授業

高カロリー食が多い生活をしていると、食生活が腸内フローラのバランスに影響を与え、太りやすくなります。腸内で悪玉菌が優勢になると、腸の活動が停滞し、ガスがたまってポッコリおなかになり。腸活ではなく腸停滞になってしまいます。

酪酸菌の活動をよりよくするために、善玉菌に餌を与えなくてはなりません。

腸には水溶性食物繊維がよいと言われていますが、
腸内細菌は水溶性の食物繊維を好みます。
水溶性の食物繊維は、海藻類や果物に多いので、
そういった食材を積極的に食べるのがよいでしょう。

酪酸菌を増やすにはイヌリンが効果的

イヌリンはオリゴ糖の一種で、消化吸収されずに大腸まで届くため、腸内細菌のエサとなって腸内環境を改善するとされています。以下に、イヌリンの効果についていくつか挙げてみます。

腸内環境の改善：イヌリンを含む食品を摂取することで、腸内に生息する善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進し、腸内環境を改善する効果があります。
血糖値の低下：イヌリンは、消化されないために血糖値に影響を与えず、また、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。
カルシウム吸収の増加：イヌリンは、腸内細菌によって発酵される際に短鎖脂肪酸（特に酪酸）を生成します。この酪酸は、カルシウムの吸収を促進する効果があります。
脂質代謝の改善：イヌリンを含む食品を摂取することで、脂質代謝を改善する効果があるとされています。

以上のように、イヌリンには腸内環境の改善や血糖値の低下などの様々な効果があるとされています。ただし、摂り過ぎると消化不良や下痢を引き起こすことがあるため、適量を守って摂取することが大切です。

お勧めのサプリ　酪酸菌

T Vで放送されると、一気に売り切れてなくなりますので
迷ったら先にゲットしておいた方がいいですよ。
体に悪いものではありませんので。

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ビオスリーHi錠は内藤先生が監修医として参加していますので
間違いのない商品です。
腸内フローラと大腸のバリア機能を改善することで、日ごろの健康維持をサポートする整腸剤です。ビオスリーHi錠には、小腸から大腸の部位ごとに働く3つの活性菌（「酪酸菌」、「乳酸菌」、「糖化菌」）が配合されています。

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ビオスリーHi錠は、1日6錠（15歳以上）が推奨されています。