ガスコンロでお湯を沸かす時、どれくらいの火の強さだと一番早いんだろう?
あなたはガスコンロでお湯を沸かす時、弱火、中火、強火、どの火力を使っていますか?
中火や強火を使っている人がほとんどだと思います。
でも、実際のところ、正確にどの強さが早く沸騰するのか、分からない人が多いのではないでしょうか?
実際、気になりませんか?
正確に分かれば、料理の時間短縮もできますし、ガス代の節約にもつながるかもしれません。
そこで!
皆さんのお役に立ててればと思い、自宅のガス代を犠牲にして、検証してみました。
実験前の予想
実験をする前に自分でもどの火力が一番強いのか予想してみました。
私が一番早く沸騰すると思った火力は中火です。
なぜなら、学校で習ったと思いますが、火の先が最も熱いからです。
火の先が鍋の底にちょうど接するような大きさは中火なので、一番早く沸騰するのではないかと予想を立てました。
皆さんも実験結果を見る前に、自分でも予想してみてください^^
果たして結果はどうなったのでしょうか?
火力別でお湯を沸かす時間を調査
お湯を沸かす実験で用いたのは、こちら。
- 鍋
- 水500ml
- ガスコンロ
水は水道水ですが、浄水にしたもので検証しました。
さらにより正確なデータをとるために、一度検証したら鍋を常温に戻して次の検証を開始しました。
なので、めちゃめちゃ時間がかかりましたよw
実験結果は以下のようになりました!
弱火の場合
弱火はギリギリまで弱くというよりかは、多少の風が当たっても消えない程度の強さにしました。
でないと、すぐに火が消えてガス漏れしてしまいますからね。
上記の画像くらいの火の大きさで水を温めていったのですが、1時間以上経っても沸騰する気配はありませんでした。
少し、鍋底に沸騰前の小さい気泡ができるようになっていたのですが、家のガス代がとんでもないことになりそうだったので断念しましたw
1時間過ぎてもちょっと粘って、1時間23分28秒間、熱し続けました。
弱火で沸騰させようとしたら2時間以上かかるんじゃないかってぐらい気が遠くなるような作業でした。
中火の場合
続きまして中火で検証してみました。
中火の定義は難しいのですが、ここでは火の先がちょうど鍋の底面について、若干底面に広がるぐらいの大きさにしました。
理科の実験では、火の先が一番温度が高いと習いましたよね。
実際、沸騰するまでにどれくらいの時間がかかったかと言いますと、
6分7秒でした!
弱火の時の10分の1くらいの時間で沸騰し、すぐに検証ができて超ラクでした笑
やはり中火が一番早いのか!?
強火の場合
続いて強火での実験です!
強火は火力を全開にして検証しました。
画像を見てお分かりの通り、めちゃめちゃ火が鍋からはみ出しています。
火力の音も「ゴォオオオオオ」と唸りを上げているのが、聞こえるくらいなので相当なガスを使っているのが伝わってきます。
ガス代を惜しみながらも実験は続けましたw
検証結果は、、、、
なんと驚異の2分14秒で沸騰し始めました。
ガスコンロでお湯を沸かすなら強火が一番早いということですね。
ガスの勢いも凄まじかったのでガス代に関しては自己責任でやるようにしてくださいねw
火力別沸騰時間まとめ
以下の表にまとめてみました。
検証時間 | 沸騰したか | |
弱火 | 1時間23分28秒 | 沸騰しなかった |
中火 | 6分7秒 | 沸騰した |
強火 | 2分14秒 | 沸騰した |
私の予想には反して、中火ではなく、強火が一番早く沸騰することが分かりました。
おそらく、火の先が一番熱いということは確かなのですが、強火でも火の先は鍋の横からでも温めてくれるので、満遍なく熱が行き届くのではないかと思いました。
それと単純に火力が強いと火全体の温度が上がるというのが一番の要因だと思いますがw
番外編:ケトルで沸かした場合
お湯を沸かすといえば、ガスコンロは古いです。
今の時代はケトルを使う人のほうが多いのではないでしょうか。
上記の条件と同じく水道水を浄水したもの500mlで検証してみました。
ケトルに水を注ぎ、スイッチを入れてから
4分41秒
でお湯が湧きました!
強火よりは遅かったものの、中火よりは断然早かったことが分かりました。
しかも電気ケトルだと電気代もあまりかからないし、安全です。
ガスコンロなんて目じゃありませんね笑
安全性も考慮すると電気ケトルがピカイチかな!
早く沸騰させたいなら強火が一番だが…
強火が沸騰したさせるには一番早いということが分かりました。
ですが、ちょっとガス代が気になるところですよね。
私がオススメするやり方は、より早く水を沸騰させたいなら、ケトルで沸かした水を鍋に移して弱火から中火で沸騰させましょう。
弱火は温度を上げる用途ではなく、温度を保つ用途で使うのが最適ですね!
沸騰した水は主婦の味方です。
火力をうまく使いこなして料理を楽しんでくださいね^^
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