スマホ疲れになっていませんか?
今となっては生活の必需品となったスマホ。
スマホなしでは生きられなくなったと言っても大げさではなくなりましたよね。
スマホを使えばすぐに情報を調べられますし、ゲームや動画といったエンタメもいつでもどこでも楽しめるようになりました。
便利で快適な生活を実現するためにスマホは活躍しています。
しかし、その一方でスマホによる弊害「情報疲れ」を感じている人も多いです。
そこで、オススメするのが”スマホ断食“です。
私もスマホ断食をしてみたところ、気分が爽快になり、生きやすくなりました。
こちらの記事では、スマホ断食によって得られるメリットや正しいスマホ断食のやり方について解説していきます。
スマホ断食とは
スマホ断食とは一定期間スマホを使用しないことを言います。
スマホを使用しないことで
- 外部との連絡
- 不要な情報
をシャットダウンすることができます。
近年ではスマホ断食という言葉が流行し、実際に試してみて効果を実感する声もちらほら。
さらに精神科医であるアンデシュ・ハンセン氏が書いた「スマホ脳」という書籍がスマホ断食の流行に拍車をかけた感じがします。
スマホ断食をすると「外部との連絡」がとれなくなり、「不要な情報」を得られなくなるわけですが、それがなぜ注目されているのか。
次項でスマホ断食のメリットについて紹介していきます。
スマホ断食で得られるメリット
スマホ断食のメリットは下記の通りです。
- 自由な時間が生まれる
- 雑念がなくなる
- 不安感の軽減
- 睡眠の質が向上する
- 首・肩こりが解消される
これだけ見てもメリットがたくさんですよね。
科学的エビデンスもありますので、紹介していきます!
自由な時間が生まれる
スマホ断食をすると自由な時間が増えます。
あなたはどんな時にスマホを使いますか?
移動中やトイレ、待ち時間など1秒でも止まっている時間があると思えば、ポケットからスマホを取り出す人がほとんどじゃないですかね。
ちょっとした時間でスマホを取り出すと、余計に時間がかかってしまうものです。
例えばトイレ中にスマホを操作していると、用を足すだけの時間よりも数分長くなるといった状況ができることは想像するに容易いですよね。
たった数分ですがされど数分。
1日の中で10回も20回も同じような場面があれば、ムダにしている時間はかなり多くなります。
でもスマホ断食をすることによって、目の前の「用を足す」ということだけに集中すれば、数分のムダを無くすことができますよね。
1日トータルでみたら、自由な時間が増えるので好きなことに時間を使えるようになります。
ミスが少なくなる
スマホを使用していると『通知』が気になると思います。
メールやライン、SNS、その他の通知があるたびにスマホをチェックして、
なんだ、お店のお知らせか
と、残念な気持ちになった経験は誰しもがあると思います。
このスマホの通知ですが、人間の集中力を激減させる効果があるのを知っていましたか?
科学誌『Journal of Experimental Psychology』に掲載された研究によると、166人の大学生を対象に、スマホの通知と集中力を検証しています。
すると、通知があるだけで著しくミスが増えたという結果が得られました。
その時の実験結果のグラフも載せておきますね。
引用:ネクストサピエンス 【警告】たった1秒のスマホ通知が集中力を著しく低下させる
電話による通知とテキストによる通知で実験は実施されましたが、電話による通知があった時のほうがミスが増えたといいます。
これはなんとなく体感的に分かりますよね。
このような科学的データもあるため、
スマホを使わない = 通知が気にならない
ということになるので、ミスも少なくなるでしょう。
不安感の軽減
スマホを使わないことで不安を軽減することに期待ができます。
なぜ、スマホと不安が関係しているのか。
以下の2つの理由があると考えられます。
- 自分のペースで返信がこないストレス
- 不安を煽るメディアの印象操作
例えば、ラインやメールで自分からメッセージを送ってもすぐに返信がこないことがほとんどです。
大事なメッセージだったら返信が遅いとイライラしてしまいますし、メッセージをもらった時に自分から早く返信をしないとと思うとストレスを感じてしまいますよね。
でも、メッセージのチェックなんて1日1回ぐらいでも案外問題なかったりします。
それと、メディアが不安を煽る情報を配信していることも不安を増幅させる要因だと言えます。
最近でいうと「子供部屋おじさん」とか「老後2000万円問題」とかやけに不安を煽ってきませんか。
別に大人でも実家に住んでいても自立できていれば問題ありませんし、老後でもしっかりと収入が入ってくる仕組みを作っておけば2000万の貯金なんて無くても大丈夫なはずです。
でも、言葉巧みに印象操作してくるのがメディア。
メディアが報道する情報によってムダに不安を煽られてしまうのです。
スマホ断食をすることで、不安を煽る情報と触れなくて済むので、不安感の減少に期待できます。
睡眠の質が向上する
スマホ断食をすることによって、睡眠の質が向上するとも言われています。
ベッドに入ってからスマホを触っていませんか?
睡眠の質をあげるためには、一番やってはいけない行為です。
スマホ画面から発せられるブルーライトは日中の太陽光と近い波長を出しているため、脳が昼間だと認識してしまうんですよね。
昼間だと認識した脳は覚醒し、寝付きが悪くなるといった状況が作り出されてしまいます。
なので、ベッドでスマホを触ってしまうという人はスマホ断食を取り入れることによって、睡眠の質をあげる効果も期待できるのです。
首・肩こりが解消される
スマホを見ている時の姿勢は少し首を下に傾けた状態になります。
この状態を長時間続けていると、首まわりの筋肉がこわばって、首・肩こりの原因になってしまうのは想像に容易いでしょう。
スマホ断食をすることにより、首を下に傾ける姿勢を長時間保つということが少なくなるので、首や肩のこりの解消に繋がります。
スマホ断食のデメリット
スマホ断食にもデメリットはあります。
実際に私がやってみて思ったデメリットは下記の2つ。
- 禁断症状が出る
- 緊急事態に気づけない
スマホ断食中は「スマホを触りたい!」という気持ちが湧いてきて、頭からスマホが離れませんでした。
最初の数時間はスマホがないと不安を感じるようになります。
自分自身が軽いスマホ中毒になっていたことを自覚するきっかけにもなりましたね。
ただ、1日もスマホを触っていないと、夜には意外とスマホなしの生活でもいけるんじゃないかと思うようになりました。
あとは、緊急事態の連絡があった時には気づけないといったデメリットもあります。
そうそう緊急事態が起こるシチュエーションはないので困ることはほぼありませんが笑
情報疲れを無くすスマホ断食の方法5選!
スマホ断食をするといっても単純に使わないようにするのは難しいと思います。
今までずっと使ってきたスマホを突然利用しないのですからハードルは高めです。
そこで、私がスマホ断食をしてみて、効果のあった方法を5つ紹介します。
スマホの通知設定を切る
スマホをついつい触ってしまう原因の1つとして『通知』があります。
通知設定を切るようにしましょう。
通知がなければ、無意識にスマホを触ってしまう確率も激減します。
また、モバイルデータ通信またはWi-Fiの設定をOFFにするのも効果的です。
仕事でスマホを使わないといけない場合もネットに繋がっていなければ、スマホをダラダラと触ってしまうこともありません。
強制的に使えなくする
強制的にスマホを使えなくするために、物理的にスマホを触れないようにしましょう。
オススメなのは、ロック付きの箱に入れること。
私はこちらの箱を使っています。
スマホを入れてタイマーをセットすると、時間がくるまで蓋が開かないといったすぐれものの箱です。
Amazonで「スマホ依存 ボックス」といったキーワードで検索すると、様々なボックスが出てきますよ。
温泉やサウナに行く
温泉やサウナに行けばスマホに触ることもありません。
1日の中で1時間もスマホを触らないことって少ないですが、温泉やサウナに行けばスマホを持ち込むわけにもいきませんから、1時間以上はスマホを触らなくて済みます。
心身ともにリラックスできて一石二鳥ですよね。
映画館に行く
映画館ではスマホを操作することは許されません。
約2時間程度、スマホのことを完全に忘れて、映画に集中できるので、オススメのやり方です。
もし、スマホを映画館で触ろうものなら大バッシングを受けてしまいますからね笑
夜は寝室以外の部屋にスマホを置く
一番手強いのは夜の時間帯でしょう。
一人の空間を作れるし、最も自由な時間なので、抑止力もありません。
同じ空間にスマホを置いているだけで気になるものなので寝室じゃないところにスマホを置くといいです。
また、前述したタイマー付きの箱に入れて、違う部屋に持っていくと諦めがつくのでオススメですよ。
できそうなものから取り入れてみよう!
スマホ断食で豊かな生活を
「ここまでやる必要あるの?」と思われた方もいるかもしれません。
でも、実際に試してみて思いました。
一度はどんな人でもスマホ断食をやるべきだと。
スマホ断食をすることで、「自分はスマホが無くても生きていける」という謎の自信が生まれてきますよ。
この自信があれば、どんなことをやってもうまくいきます。
ぜひお試しください。
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