普段からコーヒー、飲んでますか?
コーヒーは全ての人にとって身近な飲み物です。
健康に良いとか悪いとか色々言われているコーヒーですが、こちらの記事では「コーヒーと集中力」にフォーカスを当てて解説していきます。
あなたは勉強や仕事をする時、コーヒーを机に置いていますか?
実はコーヒーを飲みながら、勉強や仕事に打ち込むと集中力が高まり、効率がアップするかもしれないのです!
そこでこちらでは、なぜコーヒーが集中力を高めてくれるのか、より効果的な正しい飲み方、間違った飲み方といった観点から調査してまいります。
コーヒーが集中力を高めてくれるメカニズム
コーヒーには下記のような効果があります。
- 覚醒作用
- 眠気防止作用
- リラックス効果
- 集中力向上
- 記憶力向上
どれも一度は聞いたことがある効果ではないでしょうか。
私が高校生の時は詳しい科学的根拠は出回っていなかったように思いますが、受験期は周りの同級生はコーヒー片手に勉強していたのを思い出します笑
10年以上前のことですが、昔から「コーヒー=勉強・仕事のお供」といった構図があったということですね。
では、なぜコーヒーを飲むと集中力が上がるのでしょうか。
それはコーヒーに含まれているカフェインの成分が脳の中枢神経を刺激するため、集中力を向上させるからです。
集中力が向上したことが分かる研究があります。
タフト大学で実施された実験によると、カフェインの摂取の有無で被験者数十人に対して、誤字脱字のミスを見つけてもらい、その結果、カフェインを摂取した人の方がカフェインを摂取していない人よりもより集中して好成績を残すことができたそうです。
コーヒーを飲むことでケアレスミスとか減りそうですよね!
単調な作業が多い時などはコーヒーを飲むと良さそうです!
もう1つ、カフェインに関係する実験を紹介します。
京都大学が行った実験です。
カフェインを摂取している被験者とカフェインを摂取していない被験者に対して山の標高を覚えさせてから休息を与え、休息後に標高を覚えているか記憶のテストを行いました。
その結果、カフェインを摂取していた時の方が記憶力がより向上したと言います。
記憶力が高まるので受験や資格の勉強にはコーヒーを飲んでおいたほうが良さそうですね!
「本当にカフェインのおかげなの?水分を取ったから集中力が回復したわけじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
その疑問の回答となる実験もありました。
水を摂取した場合と、75mgのカフェインを摂取した場合とで認知機能をテストした結果、カフェインを摂取した場合のほうが有意に良いスコアが出たといいます。
このことから、カフェインには集中力をアップさせる効果があると言えますよね!
集中力を高めるコーヒーの飲み方
集中力を高めるためには下記の飲み方を意識しましょう。
- ブラックコーヒーで飲む
- 作業・勉強30分前に飲む
この2つさえ意識すれば、効率的に集中力を高めることができます。
コーヒーに砂糖やミルクを入れると、カフェインの吸収率が低下してしまうため、集中力向上が目的ならブラックコーヒーで飲むようにしてください。
また、カフェインの成分が多いとより効果的なので浅煎りのコーヒーのほうがより効果的だと言われています。
深煎りのほうが色が濃いのでカフェインが多く含まれていそうですが、浅いほうがカフェインが多いのは意外ですよね。
効果を発揮しやすいのは75mgのカフェイン摂取だと言われています。
この75mgはコーヒー一杯飲めば十分に摂取できますので、作業前にグビッと飲むようにしましょう。
カフェイン効果は飲んでから30分で効き目が表れるので、集中したい30分前に飲むのが最適です。
コーヒー以外でカフェインを含む主な飲料
コーヒー以外でもカフェインさえ摂取できれば集中力は上げられます。
100mlあたりのカフェイン含有量が多い飲料をチェックしてみると、
- 玉露 120mg
- ドリップコーヒー 90mg
- 眠気覚まし用でない栄養ドリンク 50mg
- インスタントコーヒー 40mg
- 紅茶 20mg
上記がありました。
玉露すごっ!笑
しかし、玉露に含まれるタンニンはカフェインの効果を抑制するので、集中力アップにはコーヒーのほうが効果は高めだったりします。
集中力を高めるという観点で見ると、カフェイン含有量とカフェイン吸収率など総合的に考慮するとやっぱりコーヒーの右に出る飲み物はなさそうです!
逆に集中力を下げてしまう間違ったコーヒーの飲み方
コーヒーは集中力を高めてくれますが、飲みすぎてしまうと中毒を引き起こしてしまいます。
中毒になってしまうと集中どころじゃなくなるので、くれぐれも飲み過ぎには注意してください。
欧州食品安全機関(EFSA)は、
- 1日当たり400mg未満
- 1回あたり200mg未満
を推奨しています。
この量を超えると中毒症状が引き起こされる可能性が高いです。
ですので、コーヒー1杯の含有量を180mgとすると、1日あたり約2杯になりますので、目安にしてください。
また、カフェインを常習的に摂取すると耐性ができ、カフェインが効きにくくなります。
「ここぞ」という時にカフェインを使うのが賢い飲み方と言えるでしょう。
適量のコーヒーを飲んで集中力をアップさせような!
正しくコーヒーを飲んで勉強や仕事に活かそう!
コーヒーには集中力を高めてくれる効果があると科学的根拠から解説してきました。
正しく飲んで日々の仕事の効率アップに活かしてくださいね。
仕事や勉強がはかどると、人生がどんどん楽しくなると思いますので^^♪
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